皆さんはお身体の四大排泄器官をご存知ですか？
それは「大腸」「腎臓」「肺」「皮膚」なのです。これは医学的に定められており「皮膚」は臓器、しかも全身の約14％を占める最大の臓器と定義されています。
大腸は「便」を腎臓は「尿」を肺は「炭酸ガス」をそして「皮膚」は「古くなった細胞」や「体内の毒素」を排泄し全身の「新陳代謝」を促すと言う私たちの健康の為に大切な役割を果たしています。
　更に注目したいのは、この四大器官の中で直接外気にさらされているのは「皮膚」だけであるという事です。
ゆえに皮膚にはもう２つ大きな使命が持たされています。それは「呼吸」する事と大切な身体を「外敵から守る」と言う大変重要な使命です。
この外敵とは物理的な打撲、切り傷もありますが空気中の細菌、病原菌、雑菌や太陽光から身体を守る為、皮脂膜と言う「バリアー」を張って様々な感染症や紫外線からお身体を守ってくれます。
この医学的な事実は皆さんが生きていく上で「美」より優先すべき大切な事で
むしろ、この事実を大切にする事が本当の「美しさ」に繋がってゆくのです。
皆様が本来お持ちになっている内面から湧き出る生命力のある美しさ、これを活性化させる事が真の美しさへの追及ではないかと思うのです。
お肌は排泄器官であり外部からの侵入物を防ぐものです。そのお肌に何を塗っても意味がありません。　名だたる化粧品メーカーさん達は、この医学的事実をあまり表に出そうとしません。
確かにヒアルロン酸やコラーゲン等、様々な保湿成分が含まれたスキンケア及び化粧品を使用した後のしっとり感やうるおいを感じるのは事実です。何故なのでしょうか？それは単純にその商品そのものの質感なのです。
例えばその商品を別の何か何にでも良いので塗ってその手触りを試して下さい。驚く程しっとりとした潤いを感じます。ようは、お肌自体がしっとりしたり潤っているのではないのです。塗った商品そのものの質感をお感じになっているだけなのです。
近年、ヒアルロン酸やコラーゲンをナノ化（低分子化）して皮膚に浸透させようという商品が出てまいりました。私どもはこれを本当に危険な商品だと思っております。
お肌は外部からの侵入者を受けいれません。それが大切な役割なのです。
感染症を防ぐ為、細かな雑菌、細菌の侵入を防ぐ皮脂膜と言うバリアーが張られ、角質はヒアルロン酸等の水溶性物質を通しません。その下の皮脂や皮下組織まで何かを浸透させるにはお肌の分子量500～700以下の極めて小さな分子量である必要があります。
ちなみにヒアルロン酸の分子量は5000、コラーゲンに至っては20万とかなり大きく到底分子量700のお肌を通過する事はできません。
それならばと分子量400まで細かく切り刻んでしまえと言うのが今回のナノ化（低分子化）の考え方です。これは文字通り切り刻むのですがヒアルロン酸は18分の1、コラーゲンは何と500分の1にまで切り刻んだものが果たしてヒアルロン酸やコラーゲンといえるのでしょうか？これはもうただのアミノ酸でしかありません。　
また皮膚には異物の侵入に対し外部に押し出そうとする働きがあります。ケガをした時にバイ菌や砂などの異物を体外に出そうとする働きです。カサブタはその例で、いわゆる拒絶反応です。
細かく切り刻んだ異物（ナノ化したヒアルロン酸やコラーゲンもお肌にとっては異物でしかありません）を毎日毎日お肌に塗り続けているとその小ささゆえに毛穴や汗腺等の細かな隙間に少しずつ蓄積されていく事になります。
このような状況にあるお肌のストレスを想像してみて下さい。
真皮の下には皮下組織、ここにはリンパ液が流れ毛細血管が張り巡らされ古くなった細胞を排泄し新たに健康で美しい肌細胞が製造されている大切な部位です。
ここへ外部から異形のヒアルロン酸やコラーゲンが一瞬でも侵入してきたらどうでしょう？もう自身ではヒアルロン酸やコラーゲンを補う必要がなくなったと誤感知してその製造を止めてしまうかも知れません。
自分自身のヒアルロン酸やコラーゲンを製造する能力が低下し同時に大脳からの皮脂分泌指令も出なくなり抗菌力も低下します。
それでは外部からのヒアルロン酸やコラーゲンは必要ないのか？と言えばそうではありません。きちんと洗顔し全ての汚れと油分を洗い落とした後、お肌は丸裸の無菌状態にさらされてしまいます。皮脂膜の油分も失いますので本当にカサカサとなっています。この状態を長時間放置したまま、まして外出してしまうようなことがあってはいけません。
そこでお肌に負担のかからないナチュラルな保湿は必要です。ナノ化されたヒアルロン酸やコラーゲン等の成分が含まれている商品は避けて下さい。
基本的に保湿はその名の通り水分であり油分ではありません。油分は少なめで水溶性でお肌に良い上質の成分が理想です。
お肌に浸透する事はありませんが洗顔直後の無菌、無防備状態のお肌をしばらくの間補う為にバランス良くヒアルロン酸とコラーゲンが含まれた物が良いでしょう。

ナノ化されたヒアルロン酸やコラーゲンを含む化粧品の販売はまだここ数年の事です。それ故その弊害についてもまだ未知のものです。
やはり本来皮下組織で製造されるヒアルロン酸やコラーゲンは外部から（上）から塗るのではなく自分自身の内面力で製造される自分オリジナルのヒアルロン酸やコラーゲンが一番ではないでしょうか？

お肌に「うるおい」や「しっとり」を与えると言う石鹸はおやめ下さい。

理由は簡単です。それは汚れが落ちない石鹸だからです。石鹸の本来の役割は「汚れをきちんと落とす事」それだけです。しかしこれが簡単ではありません。大変奥深いものがあるのです。同時に「うるおい」や「しっとり感」を与えられる事など出来ません。きちんと洗い落とす事とお肌に潤いを与える事は相反する事でこれを両立させるにはどちらも中途半端な状態でしかありません。また石鹸に栄養価の高いものや高価な成分をいくら含ませても意味がありません。それこそ泡となって流れるだけです。皮膚からの浸透はしません。それよりもただひたすらきれいに洗い落とす！角質も皮脂もまさに一皮むけて新しいお肌に生まれ変わったかのようなスッキリとした使用感を、それでいてお肌をキズ付けない極上の心地良さを味わっていただけるよう私どもは全力を挙げてこの石鹸を開発しました。
「石鹸はきちんと汚れを落とす」それでいて「お肌には優しい」それ以上の事を望まないでください。
一度、この潔さをお試しいただきたいと思います。

美しいお肌の為には「アメ」と「ムチ」を

お肌にとって大切なゴールデンタイムと言われる時間帯があります。一般的に22時から02時あたりと言われており、それはこの時間帯が成長ホルモンやお肌の再生機能いわゆるターンオーバーの為の働きが活発となる時間帯だからです。
日中受けたその日のダメージや疲れはその日のうちに修復したいものです。それが残ったまま翌日を迎え毎日少しずつ蓄積される事で「シミ」「シワ」「クスミ」「タルミ」「日焼け」へと発展し、紫外線ダメージの蓄積は「皮膚ガン」の原因にもなると言われています。
その為にはまずしっかりとした睡眠です。次にお肌にとって少しでも再生活動がしやすいようターンオーバーコンディション「再生環境」を整えてやる事が必要です。
では、どのような状態がお肌にとって最も良い「再生環境」なのでしょうか？
驚かれる方も多いかと思いますがそれは「素っぴん」の状態です。それも生半可な素っぴんではなく完全に何もかも洗い落とした後のカサカサで無菌、無防備、「丸裸の素っぴん」です。
皆さんはご自身の生命力アップの為に断食が良いと聞かれた事はないでしょうか？極めて空腹になった時には免疫力や生命力を高める為のスイッチが入ると言われています。
食べたい時にいつでも食べたい物がある。肝臓にも常時十分なエネルギーが蓄積されている。この状態では平和ボケしてしまった免疫細胞や生命力維持をつかさどる細胞達はサボりっぱなしです。断食はこの平和ボケしてしまった細胞達に時として「カツ！」といわゆる緊張感を与える事が出来ると言われております。お肌にも同じことが言えるのではないでしょうか？
肌本来の免疫力を高める為、不足した脂質を補う為に皮下細胞には緊張感を持ってしっかりと働いてもらわなければなりません。
その為にはあえて少しキビシイ環境下にさらす事も必要だと思います。私どもは一日一回数時間程度あえてお肌をこのような状態さらすべきと考えます。 但し、これは愛の「ムチ」であるべきで日光の当たらない、劣悪な外気にさらされる事のない寝室が望ましいと言えます。要は睡眠時には「素っぴん」をと申し上げます。
とは言えカサカサに乾燥し無菌、無保湿の状況に長時間お肌をさらすのはいかがなものかと私どもは考え悩みいくつも試作を重ねようやくひとつの商品の開発にたどり着きました。
出来るだけキビシイ環境にさらした後、大切なお肌にこの商品をお与え下さい。
本当に気持ちの良い幸福感に包まれます。
私どもはお休み前のスキンケアこそが全てだと確信しております。このお手入れに手間をかけきちんと続けていれば、どのようなメイク用品でもお使いいただけるキメの細かい美しいお肌であり続けると思います。
皆様自身がご自分の免疫力と再生能力を信じ私どもの商品を信じていただけるよう心からお願い申し上げます。